高速道路で大きな車が急に車線変更する場合があります。
大型車のサイドミラーは凸型の鏡
車が大きすぎて平面の鏡では前から後ろまで、下から上まで見えないのです。
しかし、この鏡は大きな欠点があります。
カガミが平面の普通自動車で、後続車を見たサイズを10とすると、このカガミの場合は3~6程度の大きさです。大型車の運転者は距離が離れいるかの錯覚をします。
さらに、後ろから加速してきているのも判断がしにくい状態です。
それだけではないでしょうが、大型車の運転手は普通車の運転手と大きく感じ方がことなります。
高速道路などでの車線変更では大型車の運転者は自分が思っている以上に後続車と接近している場合があり無理に割り込むつもりが無くても、そのようになる場合があります。
サイズの差で、距離感を間違える場合も同じ距離で、大型車、小型車、バイクが並んでも大型車が近くに感じ、順に小型車、バイクなのです。
悪いことにスピードは逆の場合が多く、凸面の鏡と、サイズ違いが運転者を惑わせます。
余談ですが、車のルームミラーで後付けで「凸型」の「ルームミラー」があります。
見える範囲は広いのですが、特に初心者は「平面」の「ルームミラー」を使った方が距離感は正しく取れます。
スピードに関しても、小型車はほとんどの道路が走れますが、大型車はそうではありません。
以前、バイパス道路で料金所が狭く大型車が通れない場所があり、大型車通行禁止ですが、入り口が分からず、間違って入ってしまい料金所でUターンをする羽目に!パトカーが出動して大変な渋滞になった事があります。Uターンも大変です。
少し遅れたから、近道を行こうとかスピードを上げようとかできないのが大型車で時間を決めて運行している場合も多いので、前の車が自分の車速より遅い場合は無理して追い抜く事があります。なるべくならペースを乱したくないのです。「遅れたから少しスピードを上げよう」とかできないのです。
また、下り坂では勢いをつけ、そのまま上り坂を上がろうとします。そこに遅い車がいると無理をしてでも追い越そうとします。あおり運転のようですが、一旦速度を落とすと登りでは上がらないのです。
相手の車種でその違いを感じてください。
高速道路で、大型車は特に注意して追い越しましょう。特に「上り坂」で遅くても「下り坂」ではあなたを「あおる」かも知れません。