以前は車の発電は12Vか24Vしかなかった。最近はハイブリット車ができて、200Vや300Vと高電圧の車がある。この200Vや300Vは3.7Vを直列にしたバッテリーにつながる。プリウスでリチウムイオンは56個、PHEVは95個のようだ。今回の話は、最近アウトドアで活躍するリチウムイオンバッテリーの件。
このアウトドア用バッテリーでエアコンを動かすこともできる容量を持ったものも多い。それは、大容量のバッテリーを使っているからで、災害時にも役に立つ。私も小さい物を持って、冬は電気毛布、夏は扇風機と電子香取に使う。大変便利だが、車の12Vや24Vでの充電には注意が必要だ。充電電流が大きく、車のオルタネーターから見ると、回転数に関係なく大電流が流れる。車のオルタネータは回転数に応じて発電量を変えて電圧を調整する。低速時のアイドリングと高速時の運転中の違いは、1つしかない、それは冷却能力なのだ。アイドリングで大容量の充電を行うと、温度が上昇して故障につながる場合もある。古い車はアイドリング時の電流に注意が必要だ