アイリスオーヤマの車載用冷蔵庫を買ったのでレポート 商品は車載対応冷蔵冷凍庫 20L PCR-20U
20Lタイプですが、15Lとの違いは蓋の高さだけです。買った時の値段は17,800円、15Lは17,380円で420円の違い。
下の写真は15Lと20Lです。
500mlのペットボトルがおおよそ21cmなので寝せて入れるか、立てて入れるかの差があります。20Lで21cmのペットボトルを立てて入れてもその上に肉などは入れそうです。
仕様は
ハイブリット車のACコンセントからでも問題ないです。通常のシガレットDCから使う分も問題ないと思います。
DCの場合はバッテリーの保護レベルがH・M・Lの3段階切替えができます。
Hで11.1V以下で停止、Mで10.1V以下、Lで8.5V以下なので通常はHに設定します。また、ハイブリット車はDC側のバッテリーは小さいのでエンジンを切った状態(『READY』が点いてない)ではDCは使わない方が良いと思います。『READY』状態では大丈夫です。
余談ですが、ハイブリット車からブースターケーブルで他の車を始動する事はできません。他の方からバッテリーが上がって、ブスターケーブルで始動したいのですが...と言われても、ハイブリット車だからできません!と断ってください。
それが、彼氏とか彼女の場合は..危険覚悟でブースターケーブルをつなぎ相手の車のバッテリーを1時間程度充電してから、ケーブルを外し始動させてください。うまく行けば壊れないかもしれません。保証なしです。
以前、プリウスの12Vバッテリー(補機バッテリー)が上がってエンジンが「READY」にならないときに、やってはないですが 乾電池でも始動できそうな気がしました。ハイブリット車は内部のコンピュータが起動できれば、充電も開始します、12Vの補機用バッテリーはノートパソコンの電池みたいなものです。補機用バッテリーの充電はオルタネーターからの充電ではなく、駆動バッテリーから電子部品を経由して充電されて、スターターで起動するタイプの車に必要な電流は取出せません。他の車を始動するとこの電子部品が壊れる危険があります。また、バッテリーも瞬発の電力を取出すタイプではないのです。
話を戻します。この冷蔵庫の設定温度は-20度となっていますが、-20度に設定しても簡単には-20度になりません。(室温26度)で5時間で-18度まで下がりました。(中の室温計は-9.4度) 10時間で-20度の表示がでました。
音の大きさですが、20年以上前に買ったエンゲルの冷蔵庫よりはマシで家庭用冷凍庫程度かそれ以下の音と思います。電子式の冷蔵庫と違い、コンプレッサー式の冷凍庫なので冷却液の流れる音やコンプレッサーの音は仕方ありません。強力な保冷剤を入れて、車内泊なら夜は止めるしかないと思います。下の写真は動作中の音の大きさで。実際車内泊ではONの状態でも気にならい程度でした。
中国のサイトを検索してALPICOOLのロゴで同じ物を見つけました。サイトはこちらです。コンプレッサーはLG製でしたね。自宅で使った感想ですが、-6度程度の凍結しない時間でドリンクを冷やすと普通の冷蔵庫で冷やしたのとは大違い美味しいです。車用と自宅用が欲しくなりました。
ポータブル電源で1年前に電気毛布用で購入した電源を使ってテストしてみました。LNSLNM 500W ポータブル電源です。説明書にはコンプレッサーは不可と書いていました。100Vタイプのコンプレッサーではないのでどうでしょうか?
今は、扇風機と電子蚊取に重宝しています。定格100V288W正弦波で最大500Wです。携帯のUSB電源か、電気毛布の100V用途に買ったので12Vの出力端子が小さく100V変換後ACアダプターでDC13.8Vに変換することで実験をしました。変換効率が80%としても2回の変換なので64%ですね。
最初は調子良かったのですが、1時間経過後程度から電源の保護回路が働き、回ろうとしては電源が落ち、自動復旧の繰り返しです。コンプレッサーの起動電流が大きいのです。この起動電流が特に大きくなるのは、コンプレッサーの出力側の圧力が高い時で、10~30分電源を切ると圧力は戻ります。この状態では起動できます。
家庭用冷蔵庫でのコンプレッサーは省エネ対策で起動用コイルと通常のコイルがあり、両方に電力を加え起動させます。それで起動電流はかなり大きくなります。この冷蔵庫はDCモータなのでそれは無いと思うのですが・・通常で40W~60Wと考えても電源の仕様500Wは超えないので起動は可能かと思いましたが、こういう物には相性がありますので..
100Vでは無理なのでDC12Vでのテストです。付属の12Vプラグを真ん中から切り、2本にしてシガレットのメスに接続です。
バッテリーの保護はMで50%残で10.1Vを下回りましたのでLに設定です。この26.7%で冷凍庫では9.9Vと表示されています。初めての実験で8時間を超えてます。過酷な状況ではないので条件が変わればこの電源では6時間程度が限界かも知れませ。残0%まで調子よく動きました。現在、ポータブル電源を充電しながらのテストです。
フィールドのテストは寝るときは止める、走行中は充電しなから冷却をし冷蔵は1泊2日では十分実用的に使えました。冷凍は止めると温度が上りますので注意が必要です。5月末の気温で25度~30程度と思います。
完全に凍結した水の翌日の状態です。↓
自宅でのテストでは、下記のポータブル電源で冷蔵庫がLの設定8.5V以下で停止した状態で、そのまま冷蔵庫をつないだまま充電し8時間程度で100%になりました。冷却ファンは回りますが、さほど発熱も無いようです。電池の火災は怖いですが電源をACに切り替えず走行中充電も可能です。膨張とか発熱に注意しなら使って行きます。
保冷剤にも色々な種類があります。以前大型クルージングヨットに1日1時間エンジンを回すと、冷凍庫が使えると言う海外製品を見た事があります。原理を調べると、エンジンでコンプレサーを回し強力に冷却して、冷却パイプの外側の保冷剤を凍結させる方法で太平洋の真ん中でも肉が食べられるようです。国内ではそのような製品は見ませんが、冷凍庫の保冷能力や保冷剤の種類が違うのでしょうね。手軽に買える最強の保冷剤ならLOGOSが評価が高いようです。ただ、凍らせる時間、冷蔵庫が回せるかは分かりません。これは1時間では凍りません。予め凍らせて持っていく方が良いではないですか?amazonのリンクをとLOGOSのYoutube張っています。冷蔵庫の説明書には保冷剤不可はないようです。
ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結・氷点下パックXL 25.5cm 19.5cm 3.5 cm
ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結・氷点下パックL 25.5cm 16.4cm 2.5cm
ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結・氷点下パックM 19.6cm 13.8cm 2.6cm
2021/5/31日 修正と加筆