『TOYOTA ヴェルファイア(アルファードも同じ)HVに電子レンジを載せてみた!』のその後です。
電子レンジは調子よく動いています。
災害時でも同じ事がいえるのでしょうが、加熱の方法には工夫が必要です。
①紙皿は使うべきではない!
②ラップ系の温度限界を知る
③レトルトカレーは爆発する。
①の『紙皿は使うべきではない!』ですが、加熱中は湿度と温度が時間経過とともに上がります。
紙皿はこの温度により、吸収する湿度も増えますので加熱が終わると破れる危険があります。実際、レトルトカレーでは底が抜けました。幸いにも車には被害はありませんでしたが非常に危険です。
②ラップ系の一般的耐熱温度は140度程度ですが「油性の強い食品を包んでレンジで使わないでください」となっています。皿にラップをひいてレトルトカレーを加熱すると一部が溶けました。
よく、災害ではお皿にラップをひいて使うと後片付けが楽と書いてますが、使い方次第です。
③レトルト食品はレンジでは弾ける場合がります。加熱時間を守っていますが、食品のニンジンかジャガイモが破裂します。中華丼はウズラの卵が爆発、炎上する可能性があります。ほとんどの中華丼は湯煎だけとなっているはずです。レンジ加熱が大丈夫なレトルトでもトレーの上にラップをかけていても爆発の威力が強く内部に散乱する場合がありました。陶器のお皿など少し重たい物で蓋をすると大丈夫です。
家でテストして車で実践する方がレンジを清掃したり、車に匂いを付けたりする心配はないでしょう。私も車の後部に置いているのは、匂いを気にするからです。
車でレトルトカレーを温める時は、下の写真のような深めの容器に入っているご飯を加熱します。その後、その容器からご飯を皿に移し、空いた容器にレトルトカレーを入て、ラップしてその上に蓋替わりの皿を載て加熱します。処分も楽です。
キャンプ用品でプラステックの容器やスプーンなども安く売っています。一時的に気分が出るかも知れませんが、キャンプデーブルに上等なクロスを引き、ローソクを立て、コップやワイングラス、陶器のお皿で食事を楽しむ方が本当のキャンパーではないでしょうか? 割れ難い陶器のお皿や、ガラスに似たコップもあります。撥水いい難燃のクロスなら後かたずけも楽です。お皿にラップもいいでしょうが、色が付いた油をはじく紙もありますので、あと一工夫してみてはいかかでしょうか?